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犬のダイエット方法!犬が太る原因・効果的なダイエット方法

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ミニチュアダックスはなぜ太る?

ミニチュアダックスはなぜ太る?

犬は犬種によって体質が異なり、中には太りやすいとされている犬種もいます。

肥満はさまざまな病気の原因になるため、飼い主さんが体重を管理をして愛犬の健康を保つ必要があります。

まずは太りやすいと言われている犬種とその理由について紹介していきます。

太りやすい犬種

特に太りやすい犬種として、下記の種類などが挙げられます。

  • ブルドッグ
  • ミニチュアダックスフンド
  • ビーグル
  • コーギー
  • ポメラニアン
  • パグ など

これらの犬種が太りやすい理由として、下記のようなことが挙げられます。

運動量が足りていない

『ミニチュアダックスフンド』は室内犬として飼われることが多いですが、本来は狩猟犬であるためかなりの運動量が必要となります。

毎日きちんと散歩をしていても、それだけでは運動量が足りず太ってしまうのです。

狩猟犬は食欲が旺盛

狩猟犬は運動量が多いため食欲も旺盛です。

欲しがるだけ与えると、どんどん太るので気をつけなければいけません。

『ビーグル』や『コーギー』も、ダックスフンドと同じくもともとは狩猟犬です。

食べたいだけ食べさせたうえに運動量が少ないと、カロリー過多で体重がどんどん増加してしまいます。

副腎皮質ホルモンによる食欲

『ポメラニアン』も太りやすい犬種の1つに数えられます。

先祖となる『サモエド』や『ジャーマンスピッツ』は狩猟犬ではあるものの、ポメラニアンはそれほど運動量を必要としません。

しかし、ポメラニアンは他の犬種と比べて副腎皮質ホルモンを多く分泌する傾向があるため、食欲旺盛で太りやすい犬種です。

ご飯やおやつの与えすぎには気をつけなければなりません。

肥満は病気の原因になる

肥満は病気の原因になる

犬も人と同じように、肥満になると様々な病気のリスクが高まります。

ここからは肥満によってかかりやすくなる病気について紹介します。

肥満によってかかりやすくなる病気

犬が肥満になると、下記のような病気を引き起こすリスクが高くなります。

  • 膵炎
  • 糖尿病
  • 変形性関節症 など

膵炎・糖尿病

肥満が『膵炎』や『糖尿病』を引き起こす理由としては、肥満により膵臓から分泌されるインスリンホルモンが減少し、血糖値が上昇することが挙げられます。

また、糖尿病によって内分泌機能が低下することで膵炎が起こりやすくなります。

膵炎の症状は下記のようになっています。

  • 激しい腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢 など

炎症が全身に広がることにより多臓器不全の合併症を引き起こすこともあります。

変形性関節症

『変形性関節症』は、肥満によって体重が増加し、関節に負担がかかることが原因で起こります。

歩行やトイレが不自由になったり、活動性が低下したりするほか、重症化すると寝たきりになることもあります。

また、痛みによって運動量も減るため、さらに肥満に繋がってしまいます。

愛犬が肥満かどうかを確認するには

愛犬が太ってるかどうかの見分け方は、ボディ・コンディション・スコア(BCS)のチェックがおすすめです。

下記のことから、愛犬が肥満かどうかを確認することができます。

  • 上から見た時に腰がくびれているか
  • 横から見た時に、前足から後ろ足に向かってお腹が釣り上がっているか
  • お腹や胸まわりの皮下脂肪が薄く肋骨が指で触れるか
  • 腰骨が浮き出ているか

そのほか、呼吸の仕方がゼエゼエと苦しそうな場合は、首の周りに肉がつきすぎているサインであり、肥満の可能性があります。

▼犬のボディ・コンディション・スコアについての記事はこちら!

犬が痩せる食事

犬が痩せる食事

犬のダイエットでは、痩せるための食事を心がけることが大切になります。

おやつをやめて食事の量を減らすのが基本ですが、そのほかにもダイエットフードに切り替える、かさ増しをして摂取カロリーを減らすなどが重要です。

野菜でかさ増しする

キャベツやブロッコリーなどの野菜は、カロリーも低く、かさ増しにも使えるので重宝します。

手作りドッグフードを作る場合は、キャベツやブロッコリーを細かく刻んで、市販のドッグフードに混ぜると良いでしょう。

与えてはいけない野菜に注意する

野菜は犬のダイエットフードとして優良であるとはいえ、犬が食べてはいけない野菜もあります。

特に、タマネギやニンニクは犬にとって毒性が高いため絶対に与えないようにしましょう。

▼犬に与えてはいけない食べ物についてはこちら

野菜だけ与えるのはNG

犬はもともと肉食寄りの動物であるため、野菜だけを与えるのもNGです。

野菜の割合は食事量の1割程度にするのが適切です。

犬は食物繊維の消化が上手くできないため、与えすぎるとお腹の調子を悪くすることがあるので注意しましょう。

食事回数を増やす

愛犬のストレスを減らすためにも、ダイエットの時は食事回数を増やすのがおすすめです。

食事と食事の間が短く感じるため、空腹感を軽減できます。

1日の食事の量はそのままに、通常2回のところを3回に増やしてみましょう。

▼犬のダイエット【食事編】はこちら!

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散歩させるには

散歩させるには

ダイエットするたまには運動が必要です。

愛犬に運動をさせるには、散歩をするのが一番です。

散歩する時間・距離

1回の散歩の時間や距離は犬種によって異なります。

犬種による時間と距離の目安は下記のようになっています。

犬種 時間 距離
小型犬 20分~30分 1km~2km
中型犬 30分~40分 2km~3km
大型犬 30分~60分 3km~4km

犬の散歩をする回数は1日に2回程度が理想です。

散歩の仕方

愛犬の散歩をする時は、下記のようなことを意識しましょう。

土の上を歩かせる

犬と散歩をするときは、できるだけ土の上を歩かせるのが理想です。

土の上なら膝に負担がかからないほか、踏ん張って歩くことで筋力も鍛えられます。

徐々に距離を伸ばしていく

ダイエットを成功させようとして、行き過ぎた散歩をするのは禁物です。

特に、肥満の大型犬にいきなり長距離の散歩をさせると、心臓に負担がかかり体調を悪くする恐れもあります。

無理をさせるのではなく、最初は短い距離から始め徐々に伸ばしていくのが良いでしょう。

愛犬が歩いてくれない場合

愛犬のダイエットのためにも散歩をさせたいのに、嫌がって歩かなくなってしまうことはよくありますよね。

しかし、無理やり引っ張るのは首が締まり、さらに散歩を嫌いになってしまうのでやめましょう。

散歩に行っても歩かない時は、下記のような工夫をすると良いでしょう。

おやつを与える

おやつを与えるなどして、散歩にポジティブなイメージを与えるのが効果的です。

ただしダイエット中のおやつは、低カロリーや低脂肪のものが良いでしょう。

時間帯・コースを変えてみる

毎回同じ場所から動かなくなる場合、なにか恐怖を感じているものがあるか、気温が高いことが原因となっている可能性があります。

時間帯を選んだり、コースを変えることで解決するかもしれません。

▼散歩中のトラブルについての記事はこちら

犬に効果的なマッサージ

犬に効果的なマッサージ

ダイエット効果を高めるために、愛犬にマッサージを行うのもおすすめです。

マッサージは愛犬のダイエット効果を高めるだけでなく、愛犬とスキンシップが取れたり、体調の変化に気づいたりもできるので一石二鳥です。

マッサージのやり方

ダイエットに効果的な犬のマッサージやり方を紹介していきます。

便秘解消のマッサージ

最も簡単なのは、便秘解消のマッサージです。

お腹周りを時計回りに円を描くように優しくマッサージするだけです。

リンパマッサージ

リンパマッサージは代謝を改善して脂肪を燃焼しやすくしたり、老廃物を体外に排出したりとダイエットに効果的な作用が期待できます。

リンパマッサージは下記のような手順で行うと良いでしょう。

  1. まずビキニラインを外から内側に向って優しく撫でる
  2. 背中からお腹へ向かいウエストを絞るようにさする
  3. 両手で顔を挟み、口元から後頭部へ向かってなでた後、に流す。

マッサージのコツ

マッサージを行うコツとして、下記のようなことが挙げられます。

手を温めてから行う

冷たい手で行うとびっくりするので、寒い季節は手を温めてから行うことです。

無理に行わない

愛犬の体調が悪い時や嫌がる時は無理に行わず、体調が良い時に行うようにしましょう。

子犬の頃から慣れさせておくと良い

成犬になってから行うと嫌がることも多いため、子犬の頃から行い、マッサージに慣れさせておくのがおすすめです。

力まかせに行わない

リンパマッサージは力を入れずに優しくさするだけでも効果があるため、力まかせに行わないことも大事です。